秋葉原探検隊
「お帰りなさいませ~ご主人様」
一般人には聞きなれない言葉である。
こんな台詞は、小説の登場人物やどこぞの金持ちくらいしか聞く事もないだろうが
この台詞を3次元じゃなく2次元で聞く事ができる。それは
秋葉原メイド喫茶。ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォメラメラ
産まれて31年。東京には何度か足を運んでいるが、秋葉原という土地に足を踏み入れた事が一度もない。
今日こそは秋葉原の空気を吸う、すうぞ!と気合をいれ訪れた我が探検隊。
どうせ行くなら、その土地の濃い空気を吸いたい。という思いから
ターゲットに決められたのがメイド喫茶だ。
決して私にメイド属性があるわけではないので、勘違いしないでほしい。いや、ほんと違うよ。違ぅょ・・・・
昔の私なら、そのチキンぶりから決して足を踏み入れる勇気はなかったであろう。
しかし今は違う。数々の経験を経てたくましくなった。今の私なら行けるはず。いや行かねばならんのだよ。(つっこみ
事前に隊員が検索してくれ、おすすめ店舗を2件ゲト。
2件も候補があれば、どちらにいくか迷うというものであり・・・ふと時計をみると、時間にはまだ余裕がある。
そこで隊長はひらめいた。
なんと、メイド喫茶のはしごをしようというのだ。
かくして、自身未体験な世界、メイド喫茶ツアーがはじまったのである。
■1件目 mia cafe (ミア カフェ)
秋葉原中心街から西側。
割と人通りの少ない場所にあるmia cafe。
ネットでいうここは「アイドル系」メイド喫茶なのだそうだ。
古いビルの2階にあるミアカフェは、想像していたものよりもオーソドックスで、想像するに
以前は普通の喫茶店をやっていたが潰れてその場所をそのまま使用したんじゃないかという感じである。
店内に入るとおかえりなさいm・・・・「いらっしゃいませ」あれ?
お決まりだと思っていた台詞はなく、メイドどころか、何かのコスプレをしたお姉ちゃんが出迎えてくれた。
(後で聞いたのだが、ボーカロイドのコスプレなんだとか)
普通に席に案内され、メニューを見る。
うーん。えっと、普通だ。すごく普通。
見慣れたメニューがずらり。
その中でも変わった点といえば、ドリンクを2回以上頼んだ人は・・・なに!?イベントが発生するらしい。
そういえば、先人達のテーブルにいくつかのコップが並んでいる。
いや、ほんと何杯飲むの?まじで。
11時開店で11時半過ぎくらいに行ったのだが、席はほぼ満席。
そもそも店自体狭いので許容量は少ないのだが、それでも来店者は多い。
後で分かったのだが芸能関連の事務所が関与しているメイド喫茶なようで、働いている子の一部は芸能人の卵らしい。
想像していたようなコテコテメイド喫茶じゃないので、初心者には非常に優しい。
だが、客の80%は常連・・・そういう意味では敷居が高い。
常連の一人と思われる人がDSとにらめっこしていたが、あれってもしかしてラブプラス?
怖くて見れなかったという報告をしておこう。
■2件目 @home cafe
秋葉原でもかなりの店舗を持つ大型メイド喫茶。それが@home。
コテコテのメイド喫茶で、初心者は相当の覚悟が必要となる。
ビル内の4フロアを貸切、付近の秋葉ドンキホーテにも入っているこの@home cafe(以下@home)は、エレベータを降りた瞬間から待機客の嵐。
フロアだけで収まらず、非常階段までの列。ええ並びましたとも。
客層は様々で、常連、カップル、観光客、女性1人。えーー女性1人!?
「お帰りなさいませ~ご主人様」のお決まり挨拶と共に店へ通され、ついたカウンター席。
店内はカウンター、テーブル7:3の比率でメイドさんがなるべくお客に対面して接客できるような作りになっている。
このレイアウトには、狭いスペースをいかす工夫と、一人客でも孤立させないような工夫がしてあるのだと思った。
メニューを見てみるときました。「まぜまぜ桃色すぱげってぃ」
名前からしてトラップの臭いがプンプンしやがる。
だが、あえてそのトラップに踏み込む探検隊。
他に気になるメニューといえば、メイドさんと記念写真サービス。
チェキで撮影し、1枚500円の指名制。
なんか・・健全な夜のお店だな。
お目当てのメイドさんと接する事ができるのはこの撮影タイムであり、芸の細かい男は、その瞬間を見計らってメイドさんにプレゼントを渡す。
その光景が我々の目の前で繰り広げられるから、会話も失うくらい注目してしまう。
そして、何か一線を越えると会得できるのか、メイドさんとお揃いの猫の手をはめ、にゃんポーズでパシャリ。
・・・・。先生、なんだかレベルが高すぎるよ。
しばらくして注文したトラップ(あえてトラップと言わせてもらう)がやってきた。
正直この時点で(精神的に)お腹いっぱいであり、トラップを頼んだ事を非常に後悔する。
しかしそれは容赦なく始まった。
メイドがパスタを混ぜる時の掛け声をご主人様復唱せよ!というのだ。
「まぜまぜ、ラブラブ、おいしくな~れ(的な台詞)」
すさまじい破壊力。
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ
無理ーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺には無理だ。無理だよ。レベル1の勇者がいきなりラスボスと戦うようなもんだ。
身体から溢れる変な汗。
どれだけ精神修行をすると、この行為が普通にやれるのだろうか。
隣も初見できたのであろう4人組。
あちらもトラップを注文。
どうみてもそんな事をやらないであろう渋めの男性が、苦笑いしつつ両手でハートマークを作っている。
おつかれさん。
心の中でつぶやいた。
ここでメイド喫茶について思い違いをしていた部分が何点かあったのでまとめておこうと思う。
■基本的に喫茶店
店員がメイド服を着ている基本的は喫茶店。
ゲーム、写真撮影時は個別で対応、話をしてくれるが、それ以外はほとんどお客と絡まない。
■店によってシステムが違う
店によってチャージ(席料)が発生する。ちなみに@homeは700円(確か・・・)mia cafeはチャージなし
■店によって系統が違う
メイド喫茶の店によって系統が違うらしい。紹介した2店でもそうだが、後者はイベント色の濃いメイド喫茶だった。
■メイドの指名はできない
メイドの指名はできない。あくまでイベントを発生させた時のみ(なんかゲームみたいだなw)
■時間性導入のCafeも
人気どこのメイド喫茶は入店時間に制限を設けている。
@homeは1時間。追加オーダーで30分延長(確か・・・)
■英語も対応しているらしい
時間帯によっては英語対応もしているみたい。グローバルだw
機会を自ら作らなければ、絶対踏み入らない場所。非常にいい人生経験ができた。
あの事件前、歩行天の時はもっと活気があったというが、今回見てきた以上なのか!と思うとなんだか残念な気がした。
そして、オタク文化に不況はない。